光あるところに影があり、 影あるところに光がある。 陰と陽、善と悪、光と影・・・・。 その均衡こそがこの世を保つ絶対の理。 忍として生きるのならば、その理からは 外れてはならない。 しかし、と私は思う。 果たして本当にそうなのだろうか、と。 悪は善を侵食し、善は簡単に悪に染まる。 善と悪という均衡などという言葉は、 とっくの昔にそれを都合よく思う者たちの 戯言と化しているのではないか? その証拠に、私は見たことがない。 悪が善に変わる様も、闇の中に光を 見たことも。 これより始まる物語は、私たちの証明の物語。 光と善の世界を証明するために命を懸けて 刃を振るう。 そして、願いは一つ。 戦いの果てにみんなが再び笑えるように・・・。