自由学園在学中に舞台美術に興味を抱き、卒業と同時に裏方として文学座の研修生となるが、その後女優に転じ、1950年に『キティ颱風』で初舞台。1954年、同じ文学座に所属する仲谷昇と結婚。1975年には「演劇集団 円」の設立に参加し、『壊れた風景』、『うしろの正面だあれ』、『トラップ・ストリート』など、別役実書き下ろしの大半の作品に出演。その後もテレビ・映画出演と並行して舞台女優としても第一線で活躍していた。近寄りがたい妖艶さを見せる一方、ユーモラスな役もこなす硬軟自在の演技は若い頃から評価が高い。その存在感から、怪優と賞されることもあった。